科目 |
試験時間 |
配点 |
国語 |
50分 |
85点 |
算数 |
60分 |
85点 |
理科 |
40分 |
70点 |
社会 |
40分 |
70点 |
合格者平均点は100点換算で約43点であった昨年度に対し、今年度は約66点でした。そして、物語文が一題(下村湖人『次郎物語』)のみと近年の開成には見られない問題構成でした。旧制中学校での人間模様を描いた物語文であり、いまの子どもたちにはピンとこない内容だったかもしれません。解答欄を見ると、昨年度同様比較的短い記述が求められていることがわかります。「慈悲」や「武者ぶるい」といったことばを具体化できるかどうかが合否を分けるポイントになったように思います。開成の国語は何が狙われるか皆目見当のつかないものばかり。だからこそ、多種多様な分野の文章を読み漁るくらいの貪欲さが必要です。【矢野】
大問数は4題、小問数は10問で、出題形式の変化はありませんでした。答案はすべて記述式です。大問1は料金のチャージに関する問題。複雑な処理を丁寧に進められるかどうかがポイントでした。大問2は三角形の折り返し、面積比、回転体に関する融合問題。大問1であわてていなければ解答できたでしょう。大問3は「ツルカメトンボ算」。オーソドックな出題でした。大問4は約数を利用する問題。似たような問題を解いたことがあった受験生も多かったでしょう。落ち着いて得点につなげたいところです。明らかに昨年よりも難しい4問セットでしたが、十分に準備を整えてきた受験生にとってはさほどではなかったかもしれません。来年以降、難しくなることも視野に入れて、最高レベルの学習を欠かさないようにしましょう。【石井】
大問4題は例年並みで、小問27問は昨年度より微減しました。今年度は作図の問題は見られず、記述(字数制限あり)は1問でした。大問1はアルミニウムと塩酸の反応についての知識や計算問題です。大問2はアサガオの開花条件を調べる実験で、文中に与えられた条件や結果を自分でまとめ、考えていくことが必要です。大問3は金属の種類と電流による発熱の強さについてのグラフを読み取り、考えていく問題です。大問4は童謡の歌詞から太陽や月の動きを考え、季節などを問う問題が出題されました。合格者平均は60.7点(約85%)と近年は易化傾向にありますが、突然難化してもおかしくはありません。難問や初見の問題をじっくりと考えるとともに、確固たる基礎力と思考力を身に付けましょう。【佐藤】
大問2題・小問数54問で、例年通りの問題構成でした。深い思考力や文章力は必要ありません。なお、今年度より問題用紙の書式がB4縦からB4横冊子形式に変更されています。大問1は東京駅~開成中の最寄駅である西日暮里駅間の各駅周辺に関連する歴史と公民の総合問題、大問2は東日本大震災をもとにしたエネルギーや税制・TPPなどの時事的な話題を含む地理と公民の総合問題でした。合格するには80%以上が最低ラインといって差し支えないでしょう。今年度の傾向が継続するかどうかに関わらず、三分野ともに基礎知識を疎かにせず、知識量を充実させることが肝要です。また、統計資料や東京の知識には入念な準備が必要です。【及川】














